薪割り機を買いました。20万円。
ここ何年か悩んでいました。お値段が高いから。
買うか買わないか悩みながら、結局斧で薪を作って腰や肘やらが痛くなっていたのですが、今年は豊かな薪の鉱脈にぶつかりました。その木の量の多いこと!
とても人間の割る木の量ではありません。いよいよ薪割り機を買う踏ん切りがつきました。
せっかく買うのでエンジン付きの油圧薪割り機を買おうとインターネットで調べたところけっこうピンキリ。
何が値段の差になっているのか全く見当がつきません。中国製の安いものや聞いたことのないメーカーなどなど薪割り機の世界は色々で、しかも値段が安いとはいえエンジン付きは10万円を超える品物ですのでポチっとする指が震えます。
結局、以前耕運機を買ったインターネットショップにそこのオリジナル薪割り機があったので、そこの製品を買いました。これが能力比で考えるとほかの機種よりちょっと割高。でもまあメンテナンスとかを考えると安心料といったところでしょうか。
今日、届いたので早速薪割ってみました。
エンジンスタート。玉切った丸太をセットしレバーを倒す。メリメリっという音もあっという間に丸太が真っ二つ。
油圧がすごい。何トンくらいの圧で押し切るのだろうか。
今度はちょっと意地悪をして、ねじくれた木をセット。
この手は斧ではまず無理だったタイプのやつ。まさか壊れないと思うが、少し心配しながら、レバーを倒す。
メキッと音がしたら、もう押し切ってしまいました。ねじくれている割れなさそうな木も最初に油圧をかけてちょっとでも割るとそこからは粘りなし。
メキッと言ったら後はおしまい。
さすが20万円。薪を割る。ただそれだけのためにこの世に生み出された機械。ほんとによくできているのに感心しました。
田舎暮らしはありていに言えば機械化するととても楽しい。あとはお財布との相談で悶々としますね。