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パンの店 むぎふくです。

 【重要なお知らせ】 
 ただいま台風18号の影響で、お店が変則営業中です。また、普段の道路が通行止めになっており、復旧の見通しが立っていません。もし、お店に来られるならば、営業しているかどうかと迂回路についてよくご確認ください。

 こんにちは、パンの店 むぎふくのホームページを開いてくださってありがとうございます。
 パンの店むぎふくは佐伯市の宇目のさらに山奥にあるお店です。
 東京から縁もゆかりもないここに引っ越してきて早13年目になりました。田舎暮らしと現金稼ぎのバランスに挑戦しています。
 固い系のパンを中心にラインナップしています。畑で取れた野菜のパスタランチ、おいしい山の水で入れたコーヒーなど癒しのメニューもございます。
 皆様とお会いできることを楽しみにしています。
                                むぎふく店主
 
 
 

空気を読まない男

今日と明日は運動会の振替で小学校が休みになっている。
毎年この振替を利用して、家族でキャンプに出かけるのだけれど、今年はあいにく雨模様になったので、キャンプは中止にした。
今年はどうしようか考えた末、「どこにも行かないのもなんだかさみしいね」、ということになり、今年は映画を見に大分市内に出かけることにした。
ところで皆さんもご存知のように台風の影響で道路が寸断していらい、わがパンの店むぎふくは開店休業日が続いている。となると、我が家に今、現金がない。遊びに行くには現金が必要だ。乏しい現金をかき集め、材料の仕入れの分を残し、われわれは映画に出かけた。
映画は「ミニオンズ」をみた。僕ら親はまあ面白かったかな?という感じだった。長男は保育所でこのミニオンズを見ているらしく、その最新版ということもあって大満足の様子だった。これで今年の思い出つくりのノルマも達成されたのだった。
映画はお昼過ぎに終わって、お昼ご飯を食べて帰ろうと、ジョイフルに行った。こういうときジョイフルがあって良かったと思う。
小学4年生になった娘は「お店が暇でやばいのだろうな」と察せる年齢になったのか、控えめなメニューを選び、おいしそうにハンバーグを食べた。
下の保育園年長の長男はまだそういうことには無頓着で食べたいものを食べて、デザートも一番高いチョコレートパフェを頼んだ。ぜんぜん空気読まない。いや違う。こういうのを無邪気というのだなと思って、可笑しくなった。

僕のだけまだ来ないの図

【重要】しばらく営業日が変則になります。

台風のおかげでインフラがガタガタになってしまい、復旧作業に追われていましたが、こちら(クリック)に書いたとおり、水の不安定さと道路の陥没はいかんともしがたく、しばらくの間、通常営業できなくなりました。それと、9月の終わりと10月の頭に保育所と小学校の運動会と地区の敬老会(!)が交互にありやがって(失礼)それも変則営業に輪をかけております。

しばらくの間次のスケジュールでお店を開ける予定です。基本的には平日は休みます。土曜と日曜日と祝日は開けますが、それも変則ぎみです。ご了承ください。

平日のパンは

平日もパンは道の駅うめにある農林産物直売所と佐伯のトキハインダストリー様内にあるグリーンポッケに持っていっております。種類は限られますが、どうぞよろしくお願いいたします。

お店の営業日

 明日、9月23日(土)と24日(日)は営業します。
 9月30日(土)は営業します。
 10月1日(日)は午後から営業します。
 10月7日(土)は午後から営業します。
 10月8日(日)は営業します。
 10月9日(月)体育の日は営業します。
 10月14日(土)営業します。
 10月15日(日)営業します。

 道路が迂回路になっています。道の駅うめの農林産物直売所のパンを売っている籠に地図を置いておきます。
また、迂回路のところどころに表示板を置くつもりでいますが、まだそこまで手が廻っておりません。迂回路は旧道気味なので狭く、離合困難なところや、土砂がまだ残っていて車が汚れてしまうなど、ご迷惑をおかけすると思われます。あまり無理をしないで、運転にある程度自信のある方、ワイルドドライブの好きな方にお勧めいたします。
こういう状態なので、もしご来店されたらなにかおまけしちゃいます!
お会いできることを楽しみにしています。

もし、営業しているか確かめたくなったら、
℡ 0972-54-3173 パンの店 むぎふく まで。

また、インフラの復旧状態によって、通常営業になるべく近づけたいとは思いますが、現時点ではなんともいえません。

この間、「この先いきのこるには1」に書いてましたが、いやはやまさかインフラが駄目になるなんて思いもよりませんでした。なかなか田舎暮らしはハードゲームです。また、「この先生きのこるには2」を違う意味で書いておかねばなりません。
 

 

台風その後

台風が去って一週間たちました。お店には何のダメージもなく、「雨が強かったなあ」程度だったはずなんですが…

まず、蛇口をひねっても水が出ない。ここの上水はいわゆる地区で持ってる簡易水道的な施設からなので、大雨だったり、旱魃だったり、イノシシがパイプを掘ったりして水が止まるというのは良くあることだ。
雨も上がって水源に行ってびっくり。「あれ、谷を間違えたか」いやいや、一本道で間違えるわけがない。よくよく考えてみると谷が土砂で埋まって、地形が変わっていた。水の流れがまったく変わってしまって、今までここにあった堰やらパイプやらが根こそぎというか、どこかにいってしまったらしい。
谷から上流に上ってゆくと、第二取水タンクの上面だけがかろうじて埋まるのを間逃れていた。

DSC_0263

とにもかくにもまずは水だ。商売の前にまず水を水道管の中に送り込まねばならぬ。
というわけで、ここは人力では無理そうなので重機にやってもらうとして、さらに上流の堰に途切れそうにぶら下がっていたパイプと切れたパイプを繋げて応急措置をした。ビショビショになりながらなれない配管をすること延べ2日。ついに水道管に水が入り、やっとお茶碗が洗えるという形になった。

道路

台風が去ってパンを道の駅に持っていこうと車に乗って、いつもの道路を走っていると、早速土砂崩れにあう。
杉を運び出すための林道の取り付きから水がじゃんじゃん流れてきている。それに乗っかって土が石が流れてきたのだ。幸い軽トラは4輪駆動になるので4駆乗り越える。普通車はまず無理だ。ただパンを持っていくだけなのになんでこんなにワイルドなんだろうか。
さらに行くと道路は川になっていて、小砂利や握りこぶしくらいの石がゴロゴロ流れていて、ちょっとした川原になっていた。水は澄んだきれいな水だったので、さっき通って車に付いた赤土が綺麗になったのは、お得な感じがする。
しかし、問題はこの先だった。アスファルトが凸凹だ。水がその凸凹の上を忠実になぞって流れていて、ちょっとした水のオブジェのようだ。凹の部分は車の前バンパーがぶつかるほど、へこんでいるところもあり、上下にふられながら少しづつ前に進む。
坂の上まで着くとその先の山から、滝のように水が流れ出ていた。さっき通ったところはこんなに水がない、というか収支が合わないなと思っていると、ところどころでアスファルトの下に水が流れ込んでいる。水がアスファルトの下に潜って、路盤を流し去ってしまったのだ。アスファルトはその下がなくなると柔らかいから、凹むようだ。ひとつ勉強になった。潜った水はアスファルトの切れ目から勢いよく噴出していたりして、やりたい放題の荒らされようだ。
 結局その少し先で法面の崩落があり、さすがの4駆でも乗り越えられずに来た道を戻ることになった。パンはどうなったかというと、その法面の崩落の先に1メートルくらいの幅の土砂の部分があり、ちょうど良く木が埋まっていたので、車を捨てて、その上を歩いていった。そこから道の駅まではおよそ10分くらいのところだ。
 長靴姿でどろどろになって歩いていったので、パンを持って行っただけなのが、大冒険をしてきた人みたいになってしまい、直売所の方には大変驚かれたのだった。

DSC_0259

この後、さらにアスファルトの凹凸は激しさを増し、ついに車では往来できなくなった。

台風の影響のため、2,3日休みます

 皆様台風18号の影響はいかがだったでしょうか?

 パンの店 むぎふくのお店はどうもなかったのですけど、国道からの山道が土砂崩れやら、倒木やらで車で移動できません。
 しばらくかかりそうですが、とりあえず2,3日休んで様子をみます。
 
 パンはうめの道の駅の農林産物直売所まで徒歩で持ってでます。良かったら、そちらでお求めください。

 インターネットはつながっているので、かろうじて文明的ですが、さすがにアマゾンは来ないだろうなぁ。また、どうにか再開できましたら、ここでご連絡いたします。
                    
                                 店主
 
 

田舎でこの先生きのこるには1

 台風接近で開店休業みたいな感じになってしまったので、ブログでも書いてみようと思う。まじで3連休に台風とかなんでなんだろ。

 
 私たちむぎふくは佐伯市の宇目に引っ越して商売をはじめてから、13年がたった。
 13年前はまだ世の中に余裕、ためがあったような気がする。しかし、13年前のお客様が高齢化し、それに続く僕たち団塊世代ジュニアとその上世代に余裕がないようだ。実際、お店も13年前に比べ低成長だ。
 たぶん、昭和生まれのあと、平成生まれの若い世代もさらにギリギリで生活しているので、右肩上がりは期待がもてそうにないだろう。
 そう思うと13年前田舎暮らしをはじめられたことは、最後で最初のチャンスだったのかもしれない。もしくは罠だったのかもしれない。
 私たちの金銭的な課題の大きなものはいまのところ次の3つ。
 私たちはお店の建物の支払いはやっと終わってしまったので、あとは維持管理、税金にお金がかかる。
 子供が2人できたので、今後教育に対してお金がかかる。
 車が絶対の必需品なので維持管理、買い替えにお金がかかる。
 今のところ健康なのがセーフだ。
 
 売り上げが上がれば、それに越したことはないのだが、それができれば苦労はない。お金は天下の廻り物だからだ。世の中の、小さく言えば私たちのお店の商圏にお金が廻わらなければ私たちにも廻ってこない。それは大きなお金の海の満ち引きというべきものなので、私たちのような個人が意見できる話ではない。してもいいけど、小商店の主としてはあんまりコスパが悪いだろう。ここでアベノミクスに対して、グローバル化した資本主義に対して意見をいったところで手に余るし、飲み屋のおっさんだ。

 とにかく私たちのお店で今の課題というのは、私たちが普段触れている商圏、佐伯市や延岡市、大分市の人々の財布がかった~いということ。その原因と対策を田舎の僻地のパン屋がどうとれるのか?ということだ。
 今後の課題としては、客層の30代から60代の世代のお客さんを増やすということだ。とくに若い世代を増やしたいと思っているけれど、そのくらいの世代が田舎の僻地のパン屋に何を求めているのか?とうことがまったくわからなくなってきた。ただ、原因となる財布の紐が堅いのは次の理由が主だろう。

 30代は子供がまだ小学生だったり、中学生で子供にこれからお金がかかることを見こしている。
 40代は高校や大学生の子供がいて、一番お金がない。ちなみに我が家はここら辺だ。
 50代は親の介護が始まってきている。もしくは子供がまだ独立してない。
 60代は介護世代と年金の受給に疑いありなので、無駄遣いはしない。
 70代は車で出歩けなくなってきたので、僻地のパン屋に行けないし、年金と老老介護、自身の病気等でやっぱり節約志向だ。この世代は13年前にはパンの食べ方やワインを楽しむといった文化的に恵まれていた世代だった。
 ちなみに20代は、というとこの間小耳に挟んだところによると、奨学金の返済で汲々としているそうだ。大学を出ると奨学金の返済が始まる。正社員でこの辺では手取り14万円あればいいほうだそうで、そこから奨学金の返済、通勤のための軽自動車のローン、スマホ代、一人暮らしの家賃といった必要経費をさっぴくと遊ぶ金というものがない。さらに、正社員は漏れなく12時間労働か、それ以上のブラック、グレーの職場らしい。そんな余裕のない彼ら彼女が田舎のパン屋に回ってくるはずがない。たまにインスタグラムがらみでくるけど。(しかし、話はそれるが大卒奨学金の組み合わせはやばいと思う。子供がいる私たちを氷つかせた。)
 まとめると家族のいる世帯は教育と介護の家計に占める割合が大きく、それらはいくらかかるかわからない、かつ、時間もとられるため、田舎のパン屋に行くお金と時間がないということのようだ。
 簡単に解決するなら、軽バンを買って、パンを積み、そういったところに平日パンを売りに行く、もしくはここを出て町のどこかに賃貸してパンを作って売る、というのが原因に対しての有効な手段だと思う。しかし、それでは田舎でパン屋をしている価値がない。せっかく田舎暮らしと商売の両立を目指して移住してきたのだから、この立地を生かした商売をしたいという方向で問題解決をしたいと思う。原因に対して「ハイ、薬」的な西洋医学的なアプローチではなく解決したい。(いや、本当は即効性のあるやつがいいけど。)しかし、即効性のある薬(方法)が見つかるまでサバイバルしなくてはならない、私たちは経済的な難病患者なのだ。生きのこること。それを探るのが今回の目標だ。
というわけでこの先生きのこるには、
1 一番いいのはパンで一発当てることだ、行列ができるくらいのパンを探ること。
 それも、すぐに食べれて、インスタ栄えのする、お値段抑え目というかコスパのいいやつ。←何かが降りてこないと駄目だ。(アイデア的な何か)
2 パンを売る以外を充実する。
  ランチとパン教室。さらなる精進(オシャレな空間)が必要で、そのためには少なからず投資が必要。←投資に見合うだけのリターンがあるかどうかかなり慎重な判断がいる。世の中先細っているわけだし。
3 仏教を学び、五欲をなくす方向。←自分はいいけど家族が困る。
 
 おおよそ3つ具体的な対策を考えてみた。3つ目はちょっと違うけど。これプラス、田舎で必要なのはハッタリ力だ。オシャレだと思わせる店、インスタグラムにのせて自慢できるブランドが必要なのだ。「包装紙に価値がある」というのは田舎ではかなり有効。そのためにはやっぱり経費がいる。私たちにすごいセンスがあればいいのだけれど。その点、私たちが意識低い系なのは相当弱点だ。
 それと私たちが得意としている固いパンは食べるのに時間的に金銭的に余裕がないと食べないという点でも時代に逆行しているような気がする。固いパンは切って、焼いて、食事と合わせてといった食べ方を求められるが、そういうことをする余裕のある方、います?それよりもすぐに食べられるパンがいいのか、どうなのか?そういうパンをわざわざこんな僻地に買いにくるのか?
 とここまで書いてきて、ふと思い出した。
 最近私たちのお店で売れているパンは「九州産小麦と天然酵母のパン」という固くて、大きくて(個食に向いてない)、わりと高めの値段(500円税込み)のパンだ。さっき皆さん余裕がないといった世相のなかで、分析とは逆に順調なのはどういうわけか?確かにこのパンは私たち的にも最高傑作のおいしいパンだと思う。だけどこんなに売れるとは思わなかったパンでもある。こっちのパン方面にはもっと探りきっていない鉱脈があるのかどうなのか?何が購買に結びついているのか?感想があったら教えてください。

 だんだん混乱してきたし、文章にはてなマークばかりになってきたのでこの話はまたこんど。
 
 また、雨が強くなってきて、ますます開店休業日だ。
  

ピタパン覚え書き

ピタパンのロスを限りなく少なく作るには。
1 ゆっくり伸ばすこと

2 直火でかっちり短時間で焼くこと

3 焼けたら乾燥を防ぐこと

すぐにビニール袋に入れて乾燥を防ぐ

窯は二段着けて交互に入れて、温度を低下させない

まず目指す大きさの半分に伸ばす