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坊がつる2015秋

 10月の頭にむすめの通う小学校の運動会があって、その代休が2日間あったので家族で坊がつるにテントを担いで行ってきました。

IMGP0001s-運動会。
IMGP0009s-山を登って、
IMGP0028s-テントを張って、この日はいい天気でした。
IMGP0046s-夕飯はパスタ。
IMGP0050s-夕焼けのなかご飯を食べました。
IMGP0087s-日没まじかめちゃめちゃ冷えてきたので、そそくさと寝袋へ。このとき午後6時。テントの夜は長い。
IMGP0131s-朝起きたら、テントの外は真っ白の霜。今年初霜だったそうだ。
IMGP0145s-朝はパン。もちろんむぎふくのパンに決まっている。ここでヤマザキだったら、びっくりだ。今回はこのトースターを使って焼きました。きれいに焼ける優れもの。IMGP0216s-
IMGP0189s-楽しかったテント泊。坊がつるを見下ろしたところ。
IMGP0254s-最後、山の中で。

 

帰り道、山の中で起こった印象に残っているエピソードをひとつ。

 帰り道。家族4人で山の森の中を歩いていました。僕と娘は先頭を歩き、後ろにいる3歳児の息子と奥さんと、二つのグループで歩いていました。
ちょっと後ろの二人と離れてきたので僕と娘は道の端にいい切り株があったので、腰掛けて休んでいたときのことです。後ろからおじさんとおばさんの集団が追いついてきて、ガヤガヤ僕の前を通り過ぎていきました。先頭で休んでいたむすめのところでおばちゃんたちは「偉いね~」とか「どこからきたの?」と話かけています。
 僕はその様子を眺めてしましたが、おばちゃんたちのお連れさんかどうか、ちょっとわからなかったけれど、その後から、小太りで頭のはげたでも品のよさそうな(でも、は失礼か?)おじさんがえっちらおっちら、やってきました。
 おじさんは娘のところで滞っているおばちゃんたちを見ると、ちょうど僕の前で立ち止まりました。おじさんは目の前の僕に尋ねました。

 「後ろから歩いてきているのはあなたのご家族?」といい声ではっきりと小太りおじさんはいいました。
 「はい、後ろにいた男の子と歩いているのは家内です」と僕は答えました。
 「そう、あなたがた幸せでしょう?とてもいいですねぇ」と小太りおじさんはいいます。
 僕はまさかこんな問いかけになるとは思いもよらず、「あれ、俺って今、幸せ?」と一瞬、考えましたが、なんとなく恥ずかしいような、遠慮するような気持ちになってしまい、思わず、
 「えっ、そんなことないですよ、家族サービスも大変です」と答えました。
 すると、小太りおじさんは穏やかな顔のいい声で言うのです。
 「いやいや、そんなことはないですよ。きっとあなたは幸せなはずですよ」

 先頭にいた娘と話していたおばさんたちはは手を振って先に行ってしまい、だんだんと話し声が遠くなってゆきました。道の空いたことをおじさんは確認すると、手に持ったタオルではげた頭をぬぐい、僕の前から歩き始めながらいうのです。
 「それではさようなら。本当に幸せそうだ。ではお気をつけて」
 おじさんはそういうと山の道に姿を消しました。
 
 息子と奥さんが追いついてきたので、僕はまた娘と先頭を歩き始めた。僕は頭のなかでさっきのやり取りを思い返していた。
 あの時、虚をつかれて思わず答えてしまったが、本当は「はい、幸せです。おかげさまで」と自分のために答えるべきだったのではないかと。確かに僕は今のところ健康で、奥さんもいるし、子どもも2人恵まれて、さらにその家族と一緒に天気のいい日にキャンプができて、若干お金の足らないところ以外はまったく幸せなのだから。
 あの時は虚をつかれたのではない。本音をいってしまうことが恥ずかしいと、一瞬考えた痕跡が僕の頭の中に残った。だから声に出た言葉は謙遜と自虐の混じった返答だったのだ。
 僕は山から下る途中も、こうして思い出していても、ちょっと後悔している。やっぱりあの時にははっきり「幸せです」といえたほうがふさわしかったような気がするからだ。きっとそんなふうに言葉にできるチャンスはあまりない。あのおじさんはその貴重な問いかけだったのだ。
 今度は素直にきちんと答えたいと思っている。
 
 
 
 

10月4日は運動会のため午後から営業します。

 10月4日(日)むすめの小学校の運動会を半日見に行きます。
 そのため、午後から営業いたします。ランチは休みます。
 また、10月5日(月)から9日(金)まで、臨時休業いたします。運動会の代休があり、家族ででかけます。

 わざわざ、来られて「休みだった!」ってことがないようにこのブログが目に入りますように。